バイクの乗り換えやライフスタイルの変化によって、今の愛車を手放すことを考えていませんか?
バイクを売るのは難しくありませんが、状況によってやるべきことや準備しておくものが異なります。
本記事では、バイクを売るときに必要な手続きを買取り業者と個人売買、両方のケースで解説していきます。
高く売るコツも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
バイクを売るときの4つの手順(買取業者に依頼する場合)
買取り業者に依頼してバイクを売るときは、以下4つの手順を踏む必要があります。
- 必要書類を準備する
- 電話またはWebで査定を申し込む
- 査定してもらう
- 提示金額に納得できたら買取成立
①必要書類を準備する
バイクを売却する際は、以下の書類を事前に準備しておく必要があります。
- 車検証(250cc以下なら軽自動車届出済証、125cc以下は標識交付書)
- 自賠責保険証
- 印鑑
- 身分証明書
未成年者の場合、上記と合わせて同意書が必要な点にご注意ください。
バイクの売却に必要な書類については以下の記事でも詳しく解説しています。
自賠責保険について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご確認ください。
②電話またはWebで査定を申し込む
必要書類が用意できたら、電話やWebから査定の申し込みを行います。
申込みの際はメーカー名や排気量など、バイクに関する情報を確認されるため、①で用意した書類を手元に置いておくと手続きがスムーズです。
無料で出張査定をしている業者が多く、仮に査定金額に納得できない場合でも、出張費用を請求されることはありません。
ただし、申込み時に必要な書類は業者によって若干異なる場合があるため、依頼する買取業者のホームページを事前に確認しておきましょう。
③査定してもらう
予約当日、スタッフが査定に伺います。
査定金額に納得できない場合、無理に承諾する必要はありません。
少しでも高く買い取ってもらうためには、後述する「バイクを高く売るため5つのコツ」をご参考ください。
④提示金額に納得できたら買取成立
提示金額に納得できたら買取手続きに入ります。
用意した必要書類とバイクを引き渡したら売却完了です。
バイクを売るときの4つの手順(個人売買の場合)
個人間でバイクを売るときの手順は以下の4つです。
- 廃車手続きをする
- 出品する
- 配送手配をする
- トラブルがあれば対応する
①廃車手続きをする
個人売買の場合は出品前に廃車手続きが必要になります。
廃車手続きをしてない場合、新しい所有者が名義変更をしていないと、軽自動車税の請求が自分に来てしまうためです。
相手に名義変更を催促してもなかなか変更してくれなかったり、連絡が取れなくなったりといったトラブルに備えて、売却前に廃車手続きを済ませておきましょう。
廃車手続きの手順については、以下の記事でも解説していますので、併せてご確認ください。
②出品する
廃車手続きができたらオークションやフリマアプリで出品します。
ここで大切なのは、状態がわかるような写真をたくさん掲載することと、バイクの状態について丁寧に記載することです。
現車確認をしてもらえなかったときのために、できる限り写真や文字でバイクの情報を伝えておきたいためです。
配送に関する費用はどちらが負担するかなども、きちんと明記しておきましょう。
金銭に関わる内容はトラブルになりやすいためです。
③配送手配をする
個人間の売買における配送手配の方法は以下4通りあります。
- 売主が車に積んで届ける
- 買主に取りに来てもらう
- 売主が配送業者に依頼する
- 買主が配送業者に依頼する
手配については、売主・買主どちらが行っても問題ありませんが、売主が手配するほうが親切に感じてもらえるでしょう。
買主側で手配してもらう場合は出品地域を明記しておきます。
併せていくつかおすすめの配送業者を記載しておくと、より親切な出品者として認識してもらえるでしょう。
④トラブルがあれば対応する
トラブルが発生した場合は誠意をもって対応しましょう。
バイクの購入金額が高いほど買主の期待値も高くなることを認識のうえ、状況によってはフリマアプリやオークションサイトを運営してる会社に相談するのがおすすめです。
バイクを売るときの買取額の決まり方
バイクを売るときの買取額は業者によって異なります。
自社で販売する場合
買い取ったバイクを自社で販売する場合、自社で清掃やメンテナンスを行います。
そのため、メンテナンス代と自社の利益分を差し引いた額が買取額になります。
なお、買い取ったバイクを保管できる数には限りがあることから、自社が抱えている在庫の数によっても買取額は異なってくるでしょう。
業者オークションで販売する場合
業者オークションとは、その名のとおり一般の方は参加できない業者専用のオークションです。
業者オークションで販売する場合、市場の相場から利益を差し引いた金額が買取額となります。
業者オークションでは一般のオークションに比べて安く取引されていることから、自社で販売する業者に比べると買取額が下がる傾向にあるでしょう。
バイクを高く売るため5つのコツ
バイクを少しでも高く売るためには、以下の5つを実践しましょう。
- 洗車する
- ノーマルに戻す
- 相見積もりを取る
- きれいに保管する
- 定期的にメンテナンスする
洗車する
査定前にはしっかり洗車しておきましょう。
洗車をしていないからといって買取額が大きく下がることはありませんが、業者が洗車する手間が省けるため印象がアップします。
また、日頃から手入れして大切に乗っていることがアピールできると買取額が上がるかもしれません。
ノーマルに戻す
バイク好きなら愛車をカスタムしている人も多いのではないでしょうか。
万人受けするようなカスタムであれば買取額が上がるケースもありますが、個性的なカスタムでは買い手がつきにくくなります。
少しでも高く買取りしてもらうためには、カスタム前の状態に戻しておくのがおすすめです。
取り付けているパーツが高額なものであれば、フリマアプリなどでパーツ単体で売るとよいでしょう。
相見積もりを取る
一社のみの見積もりでは、買取額が妥当か否かの判断がつきません。
複数社から見積もりを取り、少しでも高く買い取ってくれる業者を見つけましょう。
なお、相見積もりは比較材料になるだけでなく、買取額アップのための交渉材料にもなります。
買取業者としてはできるだけその場で買取をしたいのが本音です。
提示された金額が他の業者よりも低いことを伝えれば、それを上回る金額を提示してくれる可能性があるでしょう。
きれいに保管する
バイクをきれいな状態で所有していると、買取額は上がりやすいでしょう。
理由は単純で、きれいなバイクを購入したいという人のほうが多いからです。
基本的に雨晒しにならないよう、屋根のあるガレージなどで保管するのが最適です。
ガレージを確保できない場合はバイクカバーをかけるなどして保管しましょう。
しばらく乗る予定がない場合、洗車して汚れを落とし、十分に乾燥させたうえで錆びやすい箇所に注油しておくのがおすすめです。
汚れや水分の放置はバイクが傷む原因になるためです。
定期的にメンテナンスする
買取額を上げるには、バイクの故障や欠損がないことが大切です。
定期的にメンテナンスを行なっていれば、年式の古いバイクでも高い買取額を提示してもらえる可能性があります。
こまめにメンテナンスを行なっている証拠となる点検整備記録簿があると理想です。
個人売買でバイクを売るときによくある3つのトラブル
個人売買でバイクを売るときによくあるトラブルは以下の3つです。
代金が支払われない
個人間の取引では、相手から代金が支払われないといったトラブルがあります。
トラブルを防ぐには、引き渡し前に代金を支払ってもらうことです。
最近では、代金が支払われないというトラブルを回避できるようアプリ側で工夫されていることもありますが、十分注意しましょう。
名義変更をしてもらえない
バイクは、毎年3月末時点の所有者に対して軽自動車税を請求されます。
個人で売買した際、買主は必ず名義変更をしなければいけません。
しかし、名義変更をしてくれない買主が一定数います。
このようなトラブルを防ぐには、廃車手続きをしておくのが最も確実です。
難しい場合は、名義変更までの預り金を設定するのもひとつの手です。
取引完了後にクレームが入る
商品ページ上でバイクの状態を明記しているのにもかかわらず、取引完了後にクレームが入る場合があります。
トラブルを防ぐには、購入前に現車確認を必ずしてもらうことと、売買契約書を結ぶことです。
バイクの見た目や状態に対する印象は、人によって感覚が異なるためです。
売買契約書には、あくまで現状渡しであり、購入後に発生するトラブルには一切の責任を負わない旨を記載しておきましょう。
まとめ:トラブルに遭わないためには買取業者への依頼がおすすめ
今回は、バイクを売るまでの手順を買取り業者と個人売買のケースに分けて解説しました。
個人売買の方が高めに売れやすいというメリットがありますが、トラブルに巻き込まれやすいといったデメリットもあります。
トラブルを極力避けたい方や面倒な書類の手続きをしたくない方は、買取業者への依頼がおすすめです。
バイク買取太郎は関東圏を中心に、これまで3000台以上のバイクを買い取っています。
豊富な買取経験をもとにスムーズに手続きを行います。
高価買取できるよう努めていますので、売却を検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。
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