「夏のバイクはどんな格好で乗るのがいいんだろ?」
「暑さを軽減しつつ見た目も悪くない服装はないだろうか?」
こんなお悩みはありませんか?
本記事では、夏のバイクライフを快適に過ごすための服装選びのポイントや、おすすめのウェアを紹介します。
紹介しているウェアはいずれもデザイン性が高く、比較的コストパフォーマンスに優れたものを紹介しています。
服装以外の注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
夏のバイクライフにおける服装選びのポイント
夏のバイクライフを快適に過ごすために必要な服装選びのポイントを3つ紹介します。
長袖長ズボンを着る!半袖はNG
夏はバイクを走らせて風を受けても暑いため、半袖半ズボンで乗りたい方もいると思いますが、以下4つの理由からおすすめできません。
- 転倒した際のダメージが大きい
- 雨、虫などがぶつかると痛い
- 肌に直射日光があたることで、長袖よりも熱く感じる
- 日焼けを修復するためにエネルギーが使われることで疲労感が増す
この中で最も怖いのは転倒時のダメージが大きいことです。
滑るような転倒をした際には肌が地面に擦りつけられ、最悪の場合骨まで見えてしまいます。
頻繁に起こることではありませんが、いざ事故を起こしたときには半袖半ズボンでいたことを間違いなく後悔するでしょう。
また、実際に通気性の良い長袖でバイクに乗ってみるとよくわかりますが、実は半袖で乗っている方が暑く感じます。
以上のような理由から、夏でもバイクに乗るときは必ず長袖長ズボンで乗るようにしましょう。
吸汗速乾性のある機能性インナーを活用する
とにかく夏は汗をかきますが、綿100%のシャツだと非常にベタつきます。
匂いの原因にもなり、不快でしかありません。
そこでおすすめなのが、吸汗速乾性のある機能性インナーです。
汗を素早く吸収しつつ、すぐに乾いてくれることでベタつきを大幅に軽減できます。
機能性インナーを活用することで快適なライディングを維持できますので、ぜひ取り入れてみてください。
夏のバイクライフに最適なのはバイク用ウェア
結局どんな服装がいいの?という疑問に対する答えは、バイク用ウェア一択です。
最初に長袖長ズボンでバイクに乗ることを推奨しましたが、通常の洋服では転倒時のダメージに耐えられません。
結果として、半袖半ズボンで転倒するよりは怪我の程度が軽くはなるものの、それなりのダメージを負います。
一方でバイク用ウェアは、通気性の良いジャケットやライディングパンツでも破れにくく丈夫な素材を使用しており、安全面も考慮されていることが特徴です。
ウェアの種類にもよりますが、背中や肘、肩、膝などを保護するパッドが入っており、事故時のダメージをより軽減できます。
次の章から、夏のバイクライフにおすすめのウェアをジャンル別に紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
夏のバイクライフにおすすめのメッシュジャケット3選
まずはおすすめのジャケットを3つ紹介します。
すべてメッシュタイプのジャケットとなっており、快適さと安全性を兼ね備えた商品です。
KOMINE | プロテクトフルメッシュジャケット JK-1283
1点目は、コスパの良いバイクウェアブランドとして有名な「KOMINE」のメッシュジャケットです。
12,000円程度とバイク用ジャケットの中では安価にも関わらず、プロテクターが標準装備されており、安全性も確保されています。
デザインも豊富で、初めてメッシュジャケットを購入される方やブランドにこだわりがない方におすすめです。
> 詳細はこちら
DAYTONA | DJ-001 フィールドメッシュジャケット
続いてはDAYTONAのフィールドメッシュジャケットです。
マウンテンパーカースタイルのジャケットとなっており、一見バイク用ウェアには見えません、
素材も街中で着るマウンテンパーカーに近いですが、各所にプロテクターが入っており、安全面も考慮されています。
それでいて価格は10,000円程度と非常に安価です。
バイクジャケットを試しに着てみたい方や、カジュアルさを重視される方におすすめです。
>詳細はこちら
RS TAICHI | エアー パーカ RSJ328
最後に紹介するのは、よりデザイン性に優れた「RS TAICHI」のエアーパーカーです。
ここまにで紹介したジャケットに比べると、シルエットがよりスマートなデザインとなっています。
メッシュと布地を重ねた素材で構成されており、通気性と強度を両立しています。
価格は27,000円程度と、これまでの商品に比べると高く感じてしまいますが、デザインやブランドに妥協したくない方におすすめです。
> 詳細はこちら
夏のバイクライフにおすすめのライディングパンツ3選
おすすめのライディングパンツを3つ紹介します。
とにかく転倒時に怪我をしやすいバイクにおいては、パンツもプロテクター入りのものがおすすめです。
KOMINE | WJ-732R
「KOMINE WJ-732R」は、デザイン性と安全性を両立したライディングパンツです。
見た目は細身でスタイリッシュなジーンズでありながら、膝にプロテクターが装備されています。
7,000円程度で購入でき、非常にコストパフォーマンスの高いライディングパンツです。
ジーンズ素材であるため通気性は望めませんが、カジュアルなスタイルでシーンを選ばす履きたい方におすすめです。
> 詳細はこちら
DAYTONA | DB-002 スリムフィットジーンズ
「DAYTONA DB-002 スリムフィットジーンズ」は、さらに普段着に近いデザインでバイクに乗らない時でも履けるライディングパンツです。
タイトすぎるゆえに脱ぎづらいというデメリットはありますが、ストレッチ性に優れているため、ライディング中は快適です。
膝のプロテクターも比較的柔らかい素材でできており、長時間履いていても違和感がありません。
価格は15,000円程度でKOMINEに比べると高いかもしれませんが、よりかっこいいシルエットでバイクに乗りたい方におすすめです。
> 詳細はこちら
RS TAICHI | RSY258 クイックドライ カーゴパンツ
「RS TAICHI RSY258 クイックドライ カーゴパンツ」は、機能性とデザイン性を兼ね備えたライディングパンツです。
両腰と膝にプロテクターを装備していますが、必要に応じてプロテクターのグレードアップもできます。
見た目では風を通しにくいように見えますが、程よく風が抜ける素材となっており、ジーンズよりも快適なライディングが可能です。
超撥水加工も施されており、天気の変化が起きやすい夏の時期でも、多少の雨であれば気にせず走行できます。
価格は17,000円程度ですが、機能性とデザイン性を考えると非常にコストパフォーマンスの高いパンツです。
> 詳細はこちら
夏のバイクライフにおすすめのインナーウェア3選
続いては、おすすめのインナーウェアを紹介します。
インナーについてはバイク用でなくても問題ありません。
ここで紹介するインナーはどれを買っても遜色はないので、ブランドや予算からお好みで選んでください。
ユニクロ | エアリズム
最初におすすめしたいインナーは、誰もが知るユニクロのエアリズムです。
バイク乗りでなくても持っている方がほとんどではないでしょうか?
長年売れている商品で、年々進化しています。
汗をかいてから乾くまでのスピードが早くなり、不快なベタつきがほとんどありません。
そのため長時間のツーリングでも快適に過ごせます。
数年前のモデルをお持ちの方は、ぜひ最新のモデルに買い替えてみてください。
進化に驚くこと間違いなしです。
> 詳細はこちら
ワークマン | クールシールドネオ7分袖クルーネック
「ワークマンの7分袖クルーネック」は、ユニクロと同価格でコスパに優れた商品です。
脇の部分はメッシュとなっており、通気性を向上させています。
接触冷感機能もあり、着た瞬間からひんやり気持ちの良い素材です。
オンラインで購入できない点はネックですが、全国に店舗展開されていますので、ぜひお近くの店舗で実物をチェックしてみてください。
> 詳細はこちら
RS TICHI | クールライド ベーシック アンダーシャツ
バイクブランドのインナーが欲しい方におすすめなのが「RS Taichiのクールライド ベーシック アンダーシャツです。
ワークマンのインナーと同様に、脇部分はメッシュで接触冷感機能を備えています。
価格は3,500円程度と、これまでに商品に比べると割高な印象は否めませんが、RS TAICHIが好きな方やバイク用ブランドのインナーが欲しい方におすすめです。
> 詳細はこちら
夏のバイクライフにおすすめのアクセサリー3選
ジャケットやパンツ、インナーを揃えるだけでも快適な夏を過ごせますが、さらに快適さを確保できるアクセサリーを3つ紹介します。
RS TICHI | クールライド ヘルメット インナーキャップ
ヘルメットを長時間かぶっていると、頭がムレて不快に感じることはないでしょうか?
そこでおすすめなのが、インナーキャップです。
RS TICHIのインナーキャップは「T-DRY」という技術を採用し、通気性と速乾性に優れています。
頭にかぶるエアリズムのようなイメージです。
頭周りが直接ヘルメットの内部に接触することがなくなるため、ヘルメットの内装の汚れ防止にもなります。
洗濯も手軽にでき、約2,500円で2枚入りとコスパも良好です。
> 詳細はこちら
SHOEI | GT-Air 3(ヘルメット)
SHOEIのGT-Air3は、ツーリング時の快適さと安全性を兼ね備えたヘルメットです。
風の流れがスムーズになるよう設計されているため、走行時の首への負担を軽減してくれます。
さらに軽量でフィット感もよく、長時間のライディングでも疲れにくいです。
外側から簡単に出し入れできる内蔵サンバイザーもついており、昼と夜でシールドを交換しなくても快適な視界を確保できます。
価格は約65,000円からと、安いヘルメットに比べれば値は張りますが、思い切って購入しても後悔無しのヘルメットです。
デザインも豊富ですので、ぜひチェックしてみてください。
> 詳細はこちら
Alpinestars | SMX-R(グローブ)
最後におすすめするアクセサリーはAlpinestarsのSMX-Rというグローブです。
グローブも様々な種類がありますが、 フルメッシュのグローブはおすすめできません。
転倒した際、反射的に手のひらをついてしまいますが、 その際に生地が破れて怪我しやすいためです。
とはいえ全面革だと蒸れやすいため、手の甲はメッシュ、手の平は革でできているグローブをおすすめします。
手の甲には拳を守るナックルガードがついていると安心です。
AlpinestarsのSMX-Rは上記をすべて満たしており、スマホ操作にも対応しています。
カラーバリエーションも豊富で、どんな服装でも違和感のないデザインです。
> 詳細はこちら
夏のバイクライフで服装以外で注意しておきたいこと
服装以外に注意しておきたいことは以下の2点です。
- 休憩をこまめにとり水分補給をする
- 紫外線対策をする
休憩をこまめにとり水分補給をする
どんなに機能性に優れたウェアを着ていても、気温の高い夏は体力を消耗しやすく、熱中症リスクが高まります。
一度走り出すと休憩のタイミングを逃しがちになってしまいますが、1時間に1回は休憩してください。
休憩時の飲み物は、塩分やミネラルを補給できるものがおすすめです。
ただし、スポーツドリンクの飲み過ぎには注意しましょう。
糖分も多く含まれており、血糖値が上がりやすいためです。
血糖値が上がると喉が渇きやすくなり、さらにスポーツドリンクを飲むという悪循環に繋がります。
代わりに水と塩分チャージタブレットなどを併用する方法もおすすめです。
紫外線対策をする
夏は日差しが非常に強く、紫外線から肌や目を守るための対策が必要です。
特に男性は油断しがちですが、肌が弱い人は必ず対策するようにしましょう。
長袖長ズボンであれば、体のほとんどはカバーできていますが、顔や目はカバーできていません。
顔には日焼け止めを塗り、シールドは紫外線がカットされるものを選んでください。
快適な服装で夏のバイクライフを楽しもう
夏のバイクライフを快適に楽しむためには、適切な服装選びが欠かせません。
吸湿速乾素材のインナーや通気性が良くプロテクターも入っているメッシュジャケット、ライディングパンツを選ぶことで、暑さを和らげしつつ安全性も確保できます。
半袖半ズボンでバイクに乗られている方もいますが、安全面の観点からおすすめできません。
それだけでなく快適性も劣りますので、ぜひ本記事を参考に服装を選んでみてください。
安全かつ快適な服装で夏のバイクライフを楽しみましょう。