「バイクを少しでも高く売りたい」
「いつ売ったら高く売れる?」
愛車を売るなら少しでも高い金額で売りたいですよね。
今回の記事では、バイクを高く売るのに適した時期と高く売るためのポイントを解説します。
バイクの売却を考えている方はぜひ参考にしてください。
バイクが高く売れる傾向にある時期
バイクは売る時期によって価格が変わります。
比較的高く売れる傾向にあるのは以下3つの時期です。
通勤・通学使用のために需要が高まる3月
3月は新生活に向けてバイクの需要が高まります。通勤や通学で新たにバイクを使用する方がいるためです。
需要が高まると、バイクショップも在庫をしっかりと抱えて備えようとします。
そのため、少しくらい高い金額を出しても買い取ろうとしてくれるのです。
ちなみに、人気のある中型・大型バイクばかりが高く売れるわけではありません。
通勤や通学で使いやすい原付も比較的高く売れやすいので、覚えておきましょう。
長期休暇が始まる6〜7月
次に高く売れやすいのが6~7月です。
夏休みやお盆休みといった長期休暇が控えているため、バイクの需要が高まります。
夏は晴れの日も多く、気持ち良くツーリングするにはうってつけの季節です。
加えて、企業によってはボーナスもあり財布の紐も緩みがちです。
以上のような理由から需要が高まる時期ではありますが、梅雨時期は買取を控えるお店もあるため、この時期に売却する場合はタイミングにご注意ください。
台風が多く在庫が少ない8月〜10月
盲点なのが台風シーズンです。
台風が続くとバイクを売る方が少なくなります。
しかし8月~10月は、6~7月にバイク需要が高まってお店の在庫が減っている時期でもあるのです。
お店からするとバイクの種類が枯渇しているのは避けたいので、高く買い取ってくれる場合があります。
また雨の日はバイクを売る人も少なく、そんな中で査定を依頼してくれた方はお店側からするとありがたい存在です。
バイクを高く売りにくい時期
反対に、バイクを高く売りにくい時期はいつなのでしょうか。
買取業者の在庫が充実している
先ほどお店の在庫が少ないと高く売れやすいと述べましたが、反対に在庫が充実していると査定額は低くなりがちです。
なぜならお店からすると抱えきれないほどの在庫は不要ですし、積極的に買い取ろうとしないからです。
ただし在庫が充実していても、人気のある車種やレアなバイクだと在庫数に関わらず高値で買い取ってくれることもあります。
新しいモデルが出たとき
同じバイクの新しいモデルが発売された時は、そのひとつ前の型は査定額が低くなってしまいます。
バイクに限ったことではありませんが、何でも最新のものは人気が高まります。
バイクを売る際は車種の販売情報などをチェックしておくとよいでしょう。
逆にいうと、新しいモデルが出た時には古いモデルの価格が下がるため、買い時といえます。
冬で需要が落ち込む12月〜2月
冬は寒く地面も凍結し転倒する恐れもあって、ツーリングする方が減ります。
それに伴いバイクを売る方が増加するため、自然とお店の在庫数も増えます。
そうなると査定額が上がりにくくなるのです。
12月は年末セールを開催している店舗もあり、購入者としては良いかもしれませんが、売却する側としては需要が落ち込む傾向にあることから高い査定価格は期待できません。
少しでも高く売りたいならば、需要が最も高まる3月まで待ちましょう。
高く売れる傾向にあるバイクの特徴
どのようなバイクが高く売れやすいのでしょうか。
ここからはその特徴を4つ紹介していきます。
人気車種
人気のある車種は年中問わず常に需要があり、高く売れやすいです。
お店も在庫を持っておきたいのが本音でしょう。
「人気」と一言で言っても、レアなものだけではありません。
免許を取りたてでも操作がしやすかったり、原付のように通勤や通学で使いやすかったりするバイクも含みます。
高年式
高年式に明確な定義はありませんが、一般的には販売から3年程度までの車両を指します。
バイクを高く売るにあたり、年式は重要なポイントです。
先ほども述べましたが、新しいモデルは人気がありますので高く売れる傾向にあります。
また、高年式であれば故障リスクも低く、購入する側も安心して購入できることから高く売れる傾向です。
高年式とは反対に10年、20年以上前の古いバイクも、ある一定の層から根強い人気がありますが、基本的には高年式のほうが高く売れます。
ワンオーナー
ワンオーナーとは、購入してからの所有者が1人だけの車両を意味します。
ワンオーナー車両が高く売れる傾向にあるのは、複数の人の手に渡らず1人だけしか乗っていないことから、車両のダメージが低い可能性があると考えるからです。
また、スペアキーや整備・点検について記録簿が残っていたりする場合は、より高く売れる傾向にあります。
走行距離が少なく状態が良好
走行距離が少ないバイクほど高く売りやすいです。
走行距離が多いバイクと比べると、サスペンションやエンジンの傷みも少ないと考えられるためです。
また、傷がなく状態が良ければ買い手もつきやすく、お店側もメンテナンスの手間が省けるため高く売れる傾向にあります。
バイクを少しでも高く売るために抑えておきたいポイント
ここからは、バイクを少しでも高く売るためのポイントを紹介します。
カスタムしている場合は純正パーツに戻す
一般的に、カスタムしているバイクよりもノーマルバイクの方が高く売れます。
カスタムバイクは人によって好みが大きく異なり、ノーマルバイクの方が短期間で売れる傾向にあるからです。
すでにカスタムしている場合は、可能な限り純正パーツに戻しておきましょう。
下手に修理をしない
見た目が綺麗な状態であることに越したことはありませんが、キズやへこみ、故障は自分で修理しない方が無難です。
近くに詳しい人がいる、または手先の器用さに自信があるというような場合は試してみてもよいでしょう。
そうでない場合は下手に直そうとすると、キズや故障を悪化させる恐れがあります。
販売店ですぐに修理できそうなものであれば、査定額にはあまり影響しないため、自信がない場合はそのままにしておきましょう。
スムーズに始動できるようにしておく
スムーズにエンジンがかかり動ける状態にしておくのも重要なポイントです。
エンジンがかかるか否かは査定額に響きやすいからです。
長期間乗らずに放置していたバイクを売る場合は特に気を付けましょう。
車種や状態にもよりますが、バッテリーが上がっているだけであれば充電するか交換しておくことをおすすめします。
相見積もりを取る
少しでも高く売りたい場合は、必ず相見積もりを取りましょう。
業者ごとで査定で見るポイントが変わるため、査定金額に差が出ます。
一番高い見積もりを提示した業者を選びましょう。
その際「相見積もりをしている」と伝えても問題ありません。
一社だけの見積もりで決めてしまうのは損です。
高値で売れるように交渉する
希少なものや人気のある車種ならば特に高値で売れるよう交渉しましょう。
交渉する際は売りたいバイクの相場を調べておくのが大事です。
また「これくらいの金額で売りたいな」と思っていてもあまり口にしない方が無難です。
お店側に足元をみられる可能性があるため、うまくぼかしながら交渉を進めていくといいでしょう。
「交渉ごとが苦手で…」といった方は知り合いに頼むのもありです。
税金も考慮する
バイクの所有者には軽自動車税という税金の支払い義務が課せられます。
4月1日の時点で所有していると必ず支払わなければなりません。
売却を考える際は「高く売りたい」といったことだけではなく、税金のことも頭に入れておきましょう。
詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
バイクを売るときに必要な書類
バイクを売る際はいくつか書類が必要です。
バイクの排気量によって必要なものが変わるので「よくわからない」という方は以下の記事をご覧ください。
バイクを売る方法3パターンとそれぞれの特徴
バイクを売る3つの方法とそれぞれの特徴を解説します。
買取業者に依頼する
1つ目は、バイクの買取業者に依頼するケースです。
直接お店までバイクを持っていくところもあれば、自宅まで査定に来てくれるところもあります。
買取業者に買い取ってもらう場合は、業者が書類の手続きなどを済ませてくれるため、面倒な手続き不要で売却したい方にはおすすめです。
また、大手の買取業者ならばエンジンがかからなくても買い取ってくれる場合があります。
個人間で売買する
2つ目は、フリマやオークションなどで個人間で売買するケースです。
販売価格を自分で設定できるため「どうしてもこの金額で売りたい」といった方や知り合いに譲るといった方には向いているでしょう。
ただし、個人間で売買する際は注意が必要です。
名義変更をしてもらえない、購入後にエンジンがかからないなどのクレームが入ったなどというトラブルが起こりえます。
事前に契約書を交わすなど対策しておきましょう。
下取りに出す
3つ目は、下取りに出すパターンです。
下取りとは、今あるバイクをお店側が買い取り、その金額を新しいバイクの代金に充てることです。
買い替え時にこの方法を利用できます。
新車を購入する時は査定額がアップしやすい傾向にあります。
また、古いバイクから新しいバイクへの乗り換えを同じ日に行うため、交通手段に困りません。
ただし、一般的には買取より下取りの方が査定額が低くなりがちなので、そこが納得できる方のみ利用しましょう。
バイクを売るならまずは査定依頼がおすすめ
今回は、バイクを高く売りやすい時期やポイントを解説しました。
一年のなかで高く売りやすい時期はありますが、その時期まで待っていると年式がどんどん古くなって査定額が低くなるリスクもあります。
また、いつの間にか新しいモデルが販売され「もう少し早ければ値落ちせずに売却できたのに…」といった後悔をする可能性もあります。
「バイク売ろうかな…」と考え始めた場合は、まずは買取業者に査定依頼してもらうのがおすすめです。
実際にどれくらいで売れるのかが明確になることで、次のバイクの購入プランも立てやすくなります。
関東圏でバイクの売却を検討されている場合は、ぜひ『バイク買取太郎』へご相談ください。
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