「もしもの時のためにバイク保険に入っておこうかな」
「どの保険会社がいいのかわからない」
「保険料の安さだけで選ぶのはダメなの?」
このように悩んでいる方はいませんか?
バイクに乗っていると、思わぬ事故や盗難にあってしまう可能性がゼロではありません。
2022年に警視庁から発表されているデータを見ると、バイク事故は出勤や退勤時に多く起こっていることがわかります。
参考:警視庁 | 二輪車の交通人身事故発生状況(令和4年中)
バイクは車と違い体が外に出ており、事故に合うと怪我の重症度が高いため、より一層安全運転に努めなければなりません。
しかしどんなに気をつけていても、事故に遭う可能性はあります。
そこで今回の記事では、バイク保険を取り扱っているおすすめの保険会社を10社紹介します。
どの保険が自分に合っているのか、自分のバイクライフと照らし合わせながら最後までご覧ください。
バイク保険(任意保険)が無駄ではない理由
バイクや車に乗る際は、自賠責保険に加入することが義務付けられています。
そのうえでわざわざ任意のバイク保険に入るのは無駄だと感じる人も少なくありません。
しかし、自賠責保険とバイク保険では補償範囲が大きく異なります。
例えば怪我や破損を伴うバイク事故が起こったとき、自賠責保険では相手の怪我のみしか補償されません。
一方で、バイク保険は相手と自分の怪我だけでなく、壊れてしまった物も補償対象です。
万が一を考え、補償範囲が広いバイク保険への加入をおすすめします。
バイク保険を選ぶときのポイント
バイク保険には様々な特約があり、扱っている保険会社も複数あります。
また、保険料の割引には『等級』が大きく関わってきます。
「バイク保険の選び方が分からない」
「等級のことをもっと知りたい」
という方は以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
バイク保険におすすめの保険会社10選
ここからはバイク保険を取り扱っている保険会社を10社紹介します。
それぞれの特徴を踏まえ、自分に合ったバイク保険を見つけてください。
『損保ジャパン』:バイク保険
損保ジャパンのバイク保険は運転する人の条件によって保険料が変わります。
基本補償は対人・対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険の4つです。
他にも約180kmまで無料のレッカーサービスや30分程度の応急処置など、24時間365日対応のロードアシスタンスが付いています。
怪我をした時の病院への連絡や事故相手とのやり取りも行ってくれるため、事故でパニックになっている状態でも安心です。
「GW中であったにも関わらず、スムーズに手続きが進んだ」
といった声が上がるなど、スピーディーな対応で多くのライダーから選ばれています。
ただしインターネット上での見積もりや契約は行っていません。
気になることがあれば直接代理店に行きましょう。
参考:損保ジャパン | バイク保険
『三井ダイレクト損保』:強くてやさしいバイクの保険
三井ダイレクト損保のバイク保険はネット型で保険料が安く、スマホから手軽に申し込めて便利です。
対人・対物賠償責任保険は無制限で設定でき、1事故につき専任スタッフがついて示談交渉も行ってくれます。
またスタッフが17か国語に対応しており、事故の相手が日本語が話せない外国人であっても三者間通話でスムーズに事故対応を進めてくれます。
事故受付は24時間365日対応していますが、事故の初期対応は19時までとなっているため気を付けましょう。
ドラレコ特約や自転車運転時の事故補償、継続年数に応じた割引などライフスタイルに合わせた特約や割引が豊富にあります。
参考:三井ダイレクト損保 | 強くてやさしいバイクの保険
『チューリッヒ保険』:スーパーバイク保険
チューリッヒのバイク保険はなんといってもロードサービスが充実していることが特徴です。
以下にロードサービスの一部を紹介します。
- 100kmまでレッカー移動無料
- 修理後の搬送費用を全額サポート
- レンタカー24時間無料
- ペットケアサポート有り
- 応急処置は時間制限なく無料
事故が起こったら24時間いつでもこれらのロードサービスを受けられます。
たとえ一年のうちの一時期しか乗らないとしても、年間の走行距離に見合った保険料になるため、コスパが良いと言えるでしょう。
また、対人・対物補償が基本で自由に特約を追加でき、なかでも携行品の特約が多く付帯されています。
参考:チューリッヒ保険 | スーパーバイク保険
『東京海上日動』:オートバイの保険(TAP・一般自動車保険)
東京海上日動は、対人・対物賠償責任保険が基本で対物超過修理補償特約がセットになったバイク保険です。
車両保険は自損にも他損にも対応していますが、盗難は対象外のため注意しましょう。
24時間365日電話で対応してくれる事故現場アシストや医療機関を紹介してくれるメディカルアシスト、法律や社会保険に関する相談窓口の設置など日常生活にも役立つ数多くのサポートを行っています。
代理店のみで申込を受け付けているため、補償内容について担当者からしっかり説明を受けたい方にはおすすめです。
参考:東京海上日動 | オートバイの保険
『あいおいニッセイ同和損保』:セーフティツーリング
あいおいニッセイ同和損保のバイク保険は、事故が起こりやすい夜間や休日でも平日と変わらない対応をする「I’m ZIDAN」というサービスがあります。
24時間365日対応で、JAFと連携したロードサービスや修理工場との打ち合わせ、示談交渉も行ってくれます。
対人・対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険の基本的な補償のほか、自動車事故特約やファミリーバイク特約など様々な特約を取り揃えているのも魅力です。
「的確なアドバイスで助かった」
といった声があり、真摯な対応で人気です。
参考:あいおいニッセイ同和損保 | セーフティツーリング
『アクサダイレクト』:バイク保険
アクサダイレクトはロードサービス拠点が全国に10,415ヵ所あり、事故が起こった際に近くのスタッフが駆けつけてくれます。
ライフスタイルに合わせて特約をカスタマイズできたり、24時間365日いつ事故が起こっても対応してくれたりと、リスク細分化型のバイク保険として選ばれています。
さらに条件をクリアしたら、2台目以降のバイクの保険料が安くなる「お客さまページ複数契約割引」が適用されます。
インターネットで見積もりもできるため、公式HPで詳細を確認してみてください。
参考:アクサダイレクト | バイク保険
『AIG損保』:バイク保険(AAI・一般用総合自動車保険)
AIG損保のバイク保険は、対人・対物賠償責任保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険が基本補償です。
他車運転特約やファミリーバイク特約など、様々な特約がオプションであります。
事故が起こったらレンタカーやホテル、修理工場の紹介など24時間365日対応可能です。
事故相手との和解のため示談交渉が必要になれば、専任のスタッフが担当してくれます。
また、条件に当てはまったうえでネットから申し込みと「インターネット割引」が適用されます。
ただし、インターネットからの申し込みでは他の特約はセットできません。
自分に合った補償内容をカスタマイズしたい方は直接代理店へ行きましょう。
参考:AIG損保 | バイク保険
『日新火災海上保険』:おとなのためのバイク保険
日新火災海上保険の「おとなのためのバイク保険」は35歳以上の方のみ加入できます。
対人・対物賠償責任保険に盗難補償がセットされており、もしもの時も安心です。
盗難補償の対象はバイクがなくなった場合だけでなく、一時的な盗難によって破損があった場合も対象です。
さらにロードサービスは24時間365日対応し、応急処置や車両運搬のほか、宿泊費用もサポートしてくれます。
「事故対応が丁寧で信頼できる」と多くの方に支持されています。
ただし、自動二輪のみ契約可能で原付は加入できないため気を付けましょう。
参考:日新火災海上保険 | おとなのためのバイク保険
『共栄火災』:バイク保険 Tandem
共栄火災のバイク保険は対人・対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険が基本で、対物超過修理費用補償特約などの特約が選べます。
なかでもTandem特有の「ライダーサポート」では下記の補償がセットになっています。
- 他車運転危険補償特約(借りたバイクで事故を起こした時、契約しているバイクと同じ契約条件で補償される)
- 車両盗難時の臨時費用補償特約(盗難にあった時、2万円が支給される)
- 携行品補償特約(ヘルメットやカメラなどの携行品が破損・盗難にあった時、10万円を限度に補償してくれる)
そしてぜひとも活用したいのが、スマートフォンアプリの「くるまるNAVI」です。
事故発生時にアプリから連絡をすると、GPSデータによって位置情報が自動で送られます。
さらにロードサービスの手配もアプリから簡単にできてとても便利です。
共栄火災のバイク保険に加入したらアプリをダウンロードしておきましょう。
参考:共栄火災 | バイク保険 Tandem
『全労済』:マイカー共済
全労災のマイカー共済は、こくみん共済coopから生まれました。
対人・対物はもちろん、自損事故や無保険車と事故にあった際にも補償してくれます。
さらに嬉しいのが、弁護士費用等補償特約や自転車賠償責任補償特約が月々110円〜210円で付帯できるところです。
基本補償プランと合わせても他社より安めになるでしょう。
事故受付は24時間365日対応しており、ロードサービスは全国に約1,200ヵ所あります。
レッカー車で100kmまで無料牽引サービスや現地で30分以内で行える路上クイックサービスなど、お手頃な保険料とは思えない豊かな補償内容です。
保険料を抑えつつ、補償内容も充実させたい方におすすめです。
参考:全労済 | マイカー共済
バイク保険は自分のライフスタイルに合ったものを選ぼう!
今回はバイク保険を取り扱っているおすすめの保険会社を紹介しました。
バイクは人によって使用頻度や目的が違います。
少ししか乗らないから保険に入る必要はないと考えている方もいるかもしれません。
しかしバイク保険は自分や事故の相手、バイクを守るために大切なものです。
いざという時に備えて加入しておくのを強くおすすめします。
バイク保険を選ぶ際は、補償内容や保険料を比べて自分が納得できるものを選びましょう。